祝!1周年。幻聴でチェキタイマーの音がきこえるようになりました運営の神宮寺です!

紆余曲折を経て先日なんとかデビューから1年である2017年12月10日を迎えたHAMIDASYSTEMですが、プロデューサーである私、神宮寺からその変遷や様々な企画の意図について言及する機会は今までありませんでした。

(ちなみに、ミニアルバム発売の際にOTOTOYさんにインタビューして頂いたり、シングル発売後にサンスポ.comさんで取材を受けたり、VVお茶の水店さんでのリリースイベントでトークをしたりと、メンバーがその時時の心境について語る場は何度かありました。上記の記事も読み直してみると面白いかもしれません。)

周りのライブアイドルグループの運営さんには、主にTwitterで、運営について・直近のライブで行う取り組みについて・アイドルそのものについて、発信されている方々は少なくないと思います。ただ、自分はこのような発信について、今まで敢えて避けてきました。「こういう発言は有名になってからした方がかっこいいかな」と考えているうちに1年が経ってしまいました。1年という区切りを迎えワンマンライブを控えているこの時期に、記録としてなにが起こったのかその時なにを考えていたのかを残しておくことは意味のあることではないか、思い立ったが吉日、筆を執った次第でございます。

さて、前置きはこの辺にしておいて、さっそく「HAMIDASYSTEM」の誕生から今に至るまでを振り返ってみたいと思います。

結構長いですが、これを読んで頂ければ、16日のワンマンライブが50倍くらい楽しめるはずですので、どうか最後までお付き合いくださると嬉しいです!

 

==========ここで宣伝==========
2017年12月16日(土)
1周年記念ワンマンライブ「Version up」
@渋谷Milkyway
開場11:00/開演11:30
前売/当日¥2500(1D)

チケット受付はこちら
https://t.livepocket.jp/e/hmds_1stoneman
==========宣伝ここまで==========

 

【結成まで(2016年5月~2016年11月)】

なぜ神宮寺がアイドルグループのプロデューサーをすることになったのかは、かなり話が長くなってしまう上に興味のある方はごくわずか(はやくメンバーの話をしろという幻聴がきこえてきました)だと思うので、メンバーを集めるところから。

時間は1年半以上前に遡ります。2016年の5月、運営でなんとなくコンセプトを考えるのと並行して、「とりあえずメンバーを集めなければ何も始まらない」ということに気づいた神宮寺は、街へスカウト活動に繰り出します。

オーディションを行わなかった理由は、知名度も事務所の力も莫大な資金もなかったため、「オーディションをしても誰も集まらないだろう」と考えたからです。ライブアイドルについての知識も全く無かったため、ゆるめるモ!P田家さんの『ゼロからでも始められるアイドル運営』を読んで、「やっぱり原宿とかに行って声をかけるのか…」と絶望し、半ば諦めの気持ちでスカウトを始めました。

(今ではトークイベント等でお世話になっている大坪ケムタさん著。初期の頃はこの本に書いていることが全て、というくらい参考にしておりました。まさに教科書。)

声をかけるといっても、芸能事務所の名刺をもっているわけでもないし、自分にナンパの才能があるとは思えなかったので、無い知恵を絞ってたどり着いたのが大喜利でした。

「いまアイドルの卵を探していて…」という中途半端な怪しさよりも、「すいません!いま美女を笑わせよう!という企画をやっているんですが、僕に大喜利のお題を出してもらえませんか?」という振り切った怪しさのほうが、人は立ち止まってくれるんじゃないかと。今考えると売れないユーチューバーみたいなことしてますね。

大喜利作戦は、意外と手応えのあるものでした。半日ほど原宿の竹下通りに立てば、最低でも1人の連絡先は入手できるという状況(※ナンパじゃないよ)。しかし、そこからメンバーとして加入するまでには至りませんでした。

(実はこの時の大喜利で出会ったとある方は加入直前まで話が進んだのですが、某原宿系のグループさんに合格して、HAMIDASYSTEMのメンバーとなることはありませんでした。今のコンセプトとも合っていなかったと思うので、彼女の選択は正しかった…!)

この辺の時系列が自分でも曖昧なのですが、会議を重ねるうちに、なんとなくのコンセプト、楽曲、グループ名等が決まってきたため、大喜利は諦め、普通のスカウトに移行していきます。場所も原宿竹下通りから、アイドルライブの会場、そしてネット上へと移動しました。

そして、ほぼ同時期にAMEBAちゃん、SODAちゃんと出会うことになります。

こちらは先述のインタビュー記事でも本人達が語っていますが、AMEBAちゃんはゆるめるモ!さんのリリイベ会場で直接声を掛け、SODAちゃんはTwitterのアカウントにDMを送り、いろいろな手続きを経て、加入することとなりました。

今でも思うことですが、芸能事務所の名刺もない怪しいユーチューバー崩れの話を、よく聞いてくれたなと。感謝の気持ちでいっぱいです。

これが2016年7月~8月の話。とりあえず二人集まったのでレッスンを開始し、作詞経験もない僕が書いた『略すな』等の曲の練習が始まりました。

順調に進んでいるようにみえたメンバー集めですが、この二人が集まった所で暗礁に乗り上げます。運良く可愛くて違う魅力を持った二人が揃ってしまったために、ハードルが上がってしまい、スカウトや面接等をしても、3人目のメンバーとして迎え入れる納得ができなくなってしまいました。

当初は5人グループを結成する予定だったのですが、メンバーを見つけられない状態が続いたため、3人グループとしてのデビューを余儀なくされます。デビュー時期も予定よりも大幅に遅れることに…。

もしかしたら結成できないのではないか…と諦めかけていた時に出会ったのが、

ビーちゃんです。

この頃、スカウトに外へ出る気力も無くなり、TwitterやInstagramに主戦場を移して、未来のメンバー探しをしていました。「ミスiD」で検索をして出てきたツイートを片っ端から見ていたネットストーカー活動で、ビーちゃんのアカウントを見つけます。リンク欄にあったブログやInstagramに漂う雰囲気が気になり、連絡を取りました。

初めて会ったのは都内の喫茶店だったのですが、椅子に座る前に「この人に入って欲しい」と僕の中では決まっていました。その日のうちに彼女からも「グループに加入したい」という連絡がきて、いろいろな手続きを経て、3人目のメンバーが決定。HAMIDASYSTEMが結成されました。

メンバー集めを始めて、5ヶ月が経っていました。

 

【バカライブアイドル期(2016年12月~2017年1月)】

デビュー当初のコンセプトは知る人ぞ知る「バカライブアイドル」でした。

ライブアイドルというエンタメについて全く知識のなかった神宮寺は、「とにかく変わったことをしないと注目されないのでは…」と考えました。スカウトで大喜利をしてしまうような男の発想です。

ライブでマグロを解体するような計画をしたり(もちろん実現せず)、マイクの代わりに魚肉ソーセージを持ってこさせたり、倍速の曲を狂ったように繰り返したりと、なんともお粗末なパフォーマンスを行ってしまいます。本当、何を考えていたのでしょう当時の神宮寺。

もちろん動員が増えることもなく、1枚1500円と相場を遥かに上回るバカ高チェキの値段も相まって、物販時間を持て余す日々が続きました。次第に疲弊していくメンバーと僕。口数も日に日に減っていきました。本当、何を考えていたのでしょう当時の神宮寺。

限界を迎えた2017年1月半ば、全体ミーティングの場で「バカライブアイドル」はその生涯を終えました。

享年どころか享月、1ヶ月。儚い命でした。

絶対にプロデューサーが言うべきことではないかもしれませんが、今のHAMIDASYSTEMと同じグループだなんて、本当に信じられません。

悲鳴を上げたメンバー、すぐにコンセプトを捨てた当時の判断、全てが正しかったと思います。というか、始まりが間違いすぎている。

 

【はみだす勇気をあなたにも!期(2017年2月~2017年6月)】

光の速さでコンセプトを変えたHAMIDASYSTEM。

2期目は「はみだす勇気をあなたにも!」が合言葉の、メンバーの個性を活かした、お客さんと共に成長していく等身大なグループへと生まれ変わりました。

はい。簡単に言うと、コンセプトが無くなりました。

メンバー集めの苦労を忘れ、無茶なコンセプトを押し付けていた反省から、魅力的なメンバーの個性にフィーチャーすることにしました。

歌詞も、特に意味のない『ラーナマコイカタ』などから、メンバーの性格をイメージした『アイドルソングが聞こえない!』などにシフトチェンジしていきます。

2月からはDESEO mini with VILLAGE VANGUARDさんで月一定期公演も開始。対バンライブの動員も、2人が4人に、4人が6人にと、少しずつですが増えていきました。

4月は18本のライブに出演、その中でも新木場コーストで行われる「ギュウ農フェス 春のSP」への出演をかけた予選会(ここの会場が渋谷Milkywayさんでした)が盛り上がりをみせ、見事、出演枠を獲得。グループとしてほんの少し勢いづいた感が出ました。「ギュウ農フェス 春のSP」翌日に行った、5月5日の無銭ワンマンイベントで、1周年記念ワンマンライブの日程と会場を発表。

そんなワンマンライブが3日後に控えているなんて…。落ち着くためにも一旦CM挟みます。

==========キーボードを叩く==========
2017年12月16日(土)
1周年記念ワンマンライブ「Version up」
@渋谷Milkyway
開場11:00/開演11:30
前売/当日¥2500(1D)

チケット受付はこちら
https://t.livepocket.jp/e/hmds_1stoneman
==========手が痛いです==========

また、この時期に行っていたのが、新規メンバー募集。軌道に乗りつつあった活動を更にパワーアップさせるため、当初の予定であった5人を目指して、メンバー募集を開始しました。

予想以上の応募はあったものの(学校の1クラス分の人数くらい)、結果は全員不合格。自分の中のメンバーに対するハードルがかなり上がってしまっていたため、現状の3人に加わってグループをパワーアップするイメージが浮かばず、このような結果となりました…。

特に「合格者なし!」等の発表は行わなかったので、3人のHAMIDASYSTEMに魅力を感じていた方々をザワザワさせてしまうという状況も起きました。

また、通常のWEB応募に加えて、「神宮寺が居場所をツイートするから、そこに来てくれたらその場で面接をするよ」という「直談判応募」も同時に受け付けていたのですが、単なる思いつきと話題になったらいいなーくらいの軽い気持ちで始めたにも関わらず、実際に応募者が現れてしまい、相当焦りました。

とても気まずかったので、もうやりません。

 

【ミニアルバム「START THIS SYSTEM!」発売(2017年7月15日)】

「新メンバー加入!」という道を絶たれた(自分で絶ったんだけど)HAMIDASYSTEM。

ユーチューバー気質のエンタメ精神を持つ神宮寺率いる運営は、新たな話題を提供しなければならぬと、ミニアルバム発売に踏み切ります。

収録曲はライブで披露していた5曲と書き下ろし新曲『ローリング』。初めて神宮寺以外が作詞を担当したのもこの曲です。語彙がぜんぜん違ってかっこいいよね!俺もう歌詞書きたくない辛い秋元康先生は天才!

すいません、取り乱してしまいました。

当時の代表曲『略すな』のMVも作りました。本当に、制作陣に恵まれました。

動員も少しずつ増え、ミニアルバム発売、MV公開と、はたから見れば「まあまあうまくいっていた風」のHAMIDASYSTEMですが、

その裏では、ある問題にぶち当たっていました。

バカライブアイドル末期にも漂っていた「なーんか嫌な雰囲気」が充満していたのです。

動員の多いライブでは盛り上がるが、人が少なくなると途端にパフォーマンスが悪くなる。どんなパフォーマンスをすればお客さんが増えるのか見当がつかない。人が減ってはいないがイマイチ安定しない。これからどんな曲を、どんなダンスを、どんなステージをやっていけばいいか分からない…。

もうお気づきでしょうか。

コンセプトが無くなったことによる弊害、方向性皆無問題です。

これに直面した我々は、ついに楽曲と向き合うことになります。

決定的だったのは、初めて訪れたOTOTOYさんで編集長の飯田さんが楽曲を聴いた後に仰った言葉。ここには詳しく書きませんが、その帰路すぐサウンドプロデューサーであるsayshine氏と落ち合い、今後のHAMIDASYSTEM楽曲について会議の場を設けることを提案したのでした。

きっかけを作ってくださった飯田さんには頭が上がらない思いです。

 

【「当日限定完全未発表新曲音源」期(2017年7月)】

ミニアルバムの製作と並行して、楽曲担当のsayshine氏と我々はある決断をしました。

HAMIDASYSTEMの楽曲を一新する。

右も左も分からないライブアイドルの運営を半年間やってきて、改めた実感したことは「とにかく曲、ステージが重要」ということでした。ステージ上でマグロを解体したところで「次のライブにも行ってみたい」とはなりません。

そこに立ち返ってみた時、HAMIDASYSTEMの圧倒的な強みは「楽曲を全てsayshine氏が担当していること」だと思ったのです。と同時に、今やっている楽曲が本当に彼がやりたいことなのか、本当にメンバーに合っているものなのか、そんな疑問が浮かんできました。

疑問を率直にぶつけ、話し合った結果、

新曲を一気に製作し、それを予約特典として配布することにしました。

これが「当日限定完全未発表新曲音源」です。

当時、とあるイベントの運営会議で「どんなライブに出れば動員増えるんだろうな」という悩みを話していたところ、中野ロープウェイ店長のイトウさんから「お客さんを待つんじゃなくて、獲りにいかなきゃ!」と一喝されました。

ベルハーさんの予約特典ライブDVDがいかに革命的だったかを熱弁され、「これは何かやらねばならない」と思いたち、次の日には運営会議でこの特典を提案しました。

楽曲一新を勢いづけてくれたきっかけをくださったイトウさんにも頭が上がらない思いです。

 

【移行期(2017年8月~2017年9月)】

一気に作った新曲を、一気に振り入れし、8月の定期公演で一気に披露。

ダンスもこれまでのやり方から一新し、神宮寺が曲のイメージや動きを細かく振り付けの先生に伝え、照明ありきで振りを付けてもらうという方針に変更しました。

僕が演劇好き(ある時期では年間130本くらい観ていました。お金と時間があった時の話!!)で、何度か小さい規模の公演に出演経験があったことが起因しているのですが、なんといっても、楽曲一新第一弾である『蝉の声』(当時のタイトルは『DERO』)を聴いた瞬間に、ステージ上で動いているメンバーや、照明が何色か、スモークが充満しているイメージがバーっと押し寄せてきて、そんな経験は今までなかったから、「この方向でいける!」と確信しました。

「新しい楽曲のほうがかっこいい!」という実感(メンバーにも好評だった)と確信があったので、とにかく曲数を増やして新しいコンセプトである「Melodic Electronica」を浸透させていきたかったこともあり、以前の曲は徐々に鳴りを潜めることに。

これが、今まで観に来てくれていたお客さんから、予想外の反感を買ってしまう。のでした。

これまでも何度かザワザワした状態はあったため(詳しく書けないこと含め!厄介とか!!!)、いろいろ言われることについて、特にダメージは受けていないつもりだったが、動員的にダメージを受けることに。

でも、もう変えたくないって気持ちと、以前のバカライブ(もはや都市伝説)とかコンセプトなし状態の時と違って、自信があったから突き通しました。

間違ってなかったかどうか、16日確かめに来てほしいですね!

==========パソコンの光が==========
2017年12月16日(土)
1周年記念ワンマンライブ「Version up」
@渋谷Milkyway
開場11:00/開演11:30
前売/当日¥2500(1D)

チケット受付はこちら
https://t.livepocket.jp/e/hmds_1stoneman
==========目にしみてきました==========

また、この時期の大きな動きとしては、予選会を勝ち抜いて出演した、東京キネマ倶楽部での「あんナイトVol.8」。HAMIDASYSTEM史上過去最大規模の会場でのライブに、緊張は否めなかったし、なんといっても衣装が昔のままだったので、おかしな見映えだったのが悔やまれます。しかし、トップバッターにも関わらず沢山の方々に観て頂けた機会でした。

そして9月末日の夜、衝撃が走ります。

 

【新体制、そして…(2017年10月~)】

新コンセプト「Melodic Electronica」第一弾シングルと銘打った「DERO」発売に際して、リード曲である『蝉の声』のMVが9月29日に公開されたのですが…

えっ、1人増えてる…?

事前情報無し、MVでいきなり新メンバー発表。

10月の定期公演が新体制お披露目公演となり、4人目のメンバーであるKOYAMA FLAMEが加わった4人でのステージパフォーマンスを行いました。

(衣装も変わりまして、曲との乖離状態とはおさらばしました)

FLAMEちゃんの加入については、リリイベでのトークなどでも語りましたが、誰も予想できない面白さと、3人とは異なる魅力を持っている点で、HAMIDASYSTEMがパワーアップすると思い、加入を決めました。これからどんどん彼女自身が証明していってくれると思います。

そして二ヶ月が経ち、今に至ります。

 

 

読むのだけでも大変な労力でしたよね。ここまで読んで頂きありがとうございます。

でも、まだ終わりではございません。

ここには書ききれない、言葉では語り尽くせないHAMIDASYSTEMの1年を60分に結晶させたライブが、

どうやら3日後の土曜日に渋谷で行われるらしいですよ。

 

2017年12月16日(土)
1周年記念ワンマンライブ「Version up」
@渋谷Milkyway
開場11:00/開演11:30
前売/当日¥2500(1D)

チケット受付はこちら
https://t.livepocket.jp/e/hmds_1stoneman

 

絶対来てくれよな!!!!

 

以上、長い長い宣伝でした。

HAMIDASYSTEMプロデューサー

神宮寺雄介